ビクターザウィナー(Victor The Winner)は、オーストラリア生産・香港調教の競走馬である。主な勝ち鞍は2024年のセンテナリースプリントカップ。

戦績

4歳(2022/2023年シーズン)

2022年9月11日に沙田競馬場のハンデ戦でマーシュー・プーンを鞍上にデビューを果たし初勝利を挙げる。

続いて10月23日のハンデ戦に出走するが4着。11月20日のハンデ戦ではジェームズ・マクドナルドを背に2勝目を挙げた。その後は12月11日のハンデ戦に出走するも7着に敗れた。

翌年1月24日のハンデ戦をヒュー・ボウマンと組んで勝利。3月19日のハンデ戦はザック・パートンと共に連勝。4月15日のハンデ戦も勝利して3連勝とした。

その後は6月4日のシャティンヴァーズ(G3)に出走して軽ハンデを活かして先行からの粘り込みを図るもラッキースワイニーズから1馬身1/4差の2着に敗れた。

5歳(2023/2024年シーズン)

9月10日のハンデ戦から始動して勝利。続いて10月22日のプレミアボウル(G2)に出走するが5着。11月19日のジョッキークラブスプリント(G2)では2番人気に支持され、逃げ込みを図るもラッキースワイニーズにゴール寸前でクビ差交わされて2着に敗れた。その後は12月10日の香港スプリント(G1)ではラッキースワイニーズの4着となった。

1月28日のセンテナリースプリントカップ(G1)ではカーチュン・リョンを背に7番人気で出走。好発馬を決めると一気にハナを奪って後続を牽引。道中も抜群の手応えでそのまま直線を迎える。残り300mで鞍上が追い出し、そのまま後続との間隔を保ったまま鮮やかに逃げ切り。2着のラッキーヴィズユーに1馬身3/4差を付けてG1初制覇を果たした。

その後は高松宮記念(GI)に挑戦。出走するために3月12日に来日した。迎えた3月24日の高松宮記念は果敢にハナを取り粘ったが、マッドクール、ナムラクレアに交わされ3馬身差の3着に敗れた。

血統表


脚注

外部リンク

  • 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ、Racing Post、香港ジョッキークラブ

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