フェリーくにがは、隠岐汽船が運航しているフェリー。本項目では、1999年就航の2代目について取り扱う。

概要

フェリーくにが (初代)の代船として三菱重工業下関造船所で建造され、1999年4月1日に就航した。

共有建造制度を利用して建造された運輸施設整備事業団(現在は鉄道建設・運輸施設整備支援機構)との共有船である。

航路

隠岐航路

  • 七類港 - 来居港(知夫里島) - 別府港(西ノ島) - 菱浦港(中ノ島) - 西郷港(島後島) - 七類港

本土の七類港を起点に島前、島後の各港を経由して1日1便を運航する。お盆休み期間中は西郷港に寄港後、菱浦港、別府港を再度経由するダイヤで運航される。冬期のドック期間中はフェリーしらしま、フェリーおきの代船として運航される。

設計

先に建造されたフェリーしらしまの同型船で、レストルームなど船内配置が一部異なるほかは同一である。 車両甲板から船室へのエレベーターを備え、船内は段差を少なくするなどバリアフリーに配慮した設計となっている。

船体は4層構造で、上層から航海船橋甲板、2層の船室、車両甲板となっている。車両甲板の船首と船尾にショアランプを装備している。

船内

船室

設備

パブリックスペース

  • 案内所
  • エントランス

供食・物販設備

  • 売店
  • レストルーム(軽食堂) - 季節営業
  • 自動販売機

娯楽設備

  • ゲームコーナー

脚注

外部リンク

  • 隠岐汽船 - 船紹介
  • MarineTraffic.com - FERRY KUNIGA - 自動船舶識別装置(AIS)による現在位置表示

試運転から帰って来たフェリー「くがに」 令和6年5月25日 YouTube

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