長光寺(ちょうこうじ)は、埼玉県飯能市にある曹洞宗の寺院。
歴史
1366年(貞治5年)、通海によって開山された。その後、室町時代中期に岡部忠正によって中興された。忠正は平忠度を討ち取ったことで知られる岡部忠澄の末裔である。
岡部忠澄ゆかりの埼玉県深谷市の普済寺の寺紋は「丸に十字」であるが、当寺も同一である。
墓地には、岡部一族や歴代住職の墓がある。
文化財
- 雲版(重要文化財 昭和44年6月20日指定)
- 長光寺惣門(埼玉県指定有形文化財 昭和33年3月20日指定)
- 長光寺本堂(埼玉県指定有形文化財 平成5年3月10日指定)
- 長光寺三門(飯能市指定文化財 平成11年7月30日指定)
- 木造阿弥陀如来及び両脇侍像付胎内納入品(飯能市指定文化財 令和4年3月23日指定)
交通アクセス
- 路線バス八坂橋停留所より徒歩3分。
脚注
参考文献
- 敏蔭英三 写真、秋山喜久夫 文『写真紀行 埼玉の寺 Ⅱ』埼玉新聞社、1981年



